ハイレゾを楽しむために必要となる機器
最もシンプルにパソコンでオーディオ・リスニングを楽しむ方法は、ズバリ、パソコンとネット環境だけです。Youtubeなどで好きな曲を探してプレイするだけでも、案外充分な音質で音楽＆動画が楽しめます。付属のスピーカーでも若干低音などが物足りないかもしれませんが、手軽に楽しむというなら充分です。手持ちのCDも簡単にデータとして取り込めます。
しかし、前述もしましたが、せっかく音楽を楽しむなら、もっと高音質な音で楽しみたいということになるでしょう。そうなると「ハイレゾ」という言葉を理解しておかなければなりません。
確かに最近、家電量販店やWeb上でも「ハイレゾ」という言葉がよく出てきます。メーカー各社からもハイレゾ対応のオーディオ製品などが登場しています。これが「高品質な音源、音響機器」という程度はイメージできると思います。
「ハイレゾ」とは、「High・Resolution、高い解像度」という意味で、つまり、ハイレゾ音源は「高解像度の音楽データ」という意味となります。
高解像度のレベルは、音楽CDのおよそ3倍～6.5倍です。音楽CDの情報は「44.1kHz/16bit」ですが、それの約3倍なら「96kHz/24bit」、約6.5倍なら「192kHz/24bit」のレベルで再生できます。これはスタジオで録音された原曲にかなり近い高音質です。これがハイレゾ音質です。
このハイレゾ音質についても、実はパソコンが活用できるのです。パソコンをうまく利用すれば、少し機材を足すだけで構築できるのです。